高齢になるほど移動に関する悩みも大きくなってきます。
年齢により筋肉量はどうしても落ちてきてしまいますよね。
また認知能力も若い頃と比べ低下してきます。
それにより状況の判断が遅れたりできると思っていたものができなかったりします。
「何かにつかまらないと立ったり座ったりすることができない」
「小さな段差につまづきそうになる」
「階段の上り下りがつらい」
などが代表的ですね。
対策としてまずできることは、
物を片付けて生活導線をスッキリさせることですね。
これは障害となる物を床に置かないこと。
トイレ、洗濯、台所などよく移動する所の床は障害物を極力置かないようにしましょう。
2階がある場合、
できれば生活空間を1階にまとめてしまうと良いですね。
それが難しければ
・階段に手すりをつける
・階段に滑り止めシートをつける
・段差にスロープをつける
・照明をつけて暗がりをなくす
といった対策も有効です。
もしこれを読まれているあなたが要支援・要介護認定を受けていれば
リフォーム費用に介護保険制度が使えますよ。
一人1回20万円までの上限ですが、
1~3割(収入により変化します)の自己負担でリフォームができます。
担当ケアマネジャーにぜひ相談してみてくださいね。