食事の準備でお困りのあなたへ!解決方法をお伝えします

無理せず楽しく簡単に 生活のこと

ご飯を作ったり用意するのって大変だしメンドーに感じますよね。

料理で苦労をされている60〜70代の方は、実は多くいらっしゃるんです。

重い物は持てないし買い物に行くのが大変

そもそも料理なんてしたことがない

こんなお悩みないですか?

その他にも以下のようなお悩みの声をお聞きします。

  • 「一人分を作るのは手間」
  • 「毎回似た感じの献立になってしまう」
  • 「立って調理するのがつらい、腰が痛い」
  • 「生ゴミの処理が大変」


などなど。

食事に関係する困りごとはさまざまですよね。

こういった困り事が重なり、だんだんと料理をしなくなってしまいます。

料理をしないと栄養状態は徐々に悪化していき(低栄養状態)、ゆくゆくは要介護状態になってしまう恐れもあるんです。

この記事では現役を退いた方の食事に関わる問題点と、その解決策を述べさせていただきます。

この記事を読むとわかること

✅現役を退いた方の食事に関わる問題点
✅問題点の解決方法

最後まで見ていただくと、いつまでも食事を楽しく食べることができ、明るい未来へのヒントを得られますよ。

やすだ
やすだ

【著者プロフィール】
高齢者施設の元介護職員。多くの高齢者や家族を見てきたことで多くの知見を得る。
その知見を多くの人に役立ててもらうためにブログにて発信。
介護福祉士、ケアマネジャー、認知症ケア専門士

先ほど調理をしないと栄養状態が悪化すると述べさせていただきました。

ご高齢の方は低栄養状態に陥りがちというデータがあります。

難しいデータを出しますが、別にこれは理解できなくてもいいです。

厚生労働省が発表した「令和元年度 国民健康・栄養調査結果の概要」1)によると、65歳以上の低栄養傾向の者(BMI≦20㎏/㎡)は、男性12.4%、女性20.7%となっています。

また、85歳以上では、男性17.2%、女性27.9%となりました。
出典:厚生労働省【令和元年国民健康・栄養調査報告】(48P)
※  低栄養傾向の者(BMI≦20㎏/㎡)の割合 

例えば、うちの67歳の母親は食事に気をつかっていますが毎年痩せていってます。

あなたにも、もしくは近しい方で心があたりがあるのではないでしょうか。

年齢が上がるにつれて、知らず知らずのうちに低栄養状態に陥ってしまうリスクが高いということです。

低栄養の原因

やつれたおじいさん

高齢の方ほど食事の栄養状態を気にかけているというデータがあります。

げんに先ほど登場した私の母も食事には気をつけており、朝昼晩と必ずご飯とおかず一品は作って食べているんですが、徐々に痩せてきています。

ちょっと不思議ですよね。

なぜ食事に気をつけているのに低栄養になってしまうのでしょうか?

それは、
身体的、社会的、精神・心理的側面の様々な要因の影響で、食欲の低下や食事量の減少、栄養がかたよった食事によって起きてしまうと考えられています。

食べる量が減れば、しぜんと体力も減少してきますよね。

体力も減れば活動の量も減って、さらに食欲がなくなるといった悪循環が起こることになり低栄養を招いてしまうんです。

食欲が落ちて、食べる量が減ったりして栄養が不足してしまうんだね。

では次からは詳細を見ていきましょう。

身体的側面

年齢を重ねると、筋肉量はどうしても落ちてしまいます。

それによって

  • 重いものを持てなくなる
  • 長い距離を歩くのが大変になる
  • 長時間台所に立っての調理が大変になる

といったことが起きてきます。

お米を買いに行くのなんてほんと大変なのよね。
歩いて買いになんかぜったいに行けないわ

こう話しをしてくれるご近所の方もいます。

苦痛を感じるのなら料理や買い物もしたくなくなっちゃいますよね・・・

社会的側面

田舎では特に顕著なのですが、交通手段がなく買い物に行けるお店や回数も限られてしまうことがあります。

そうなると購入する品も限られてしまうので、保存がきくレトルトや菓子パン、加工食品などが多くなりがちです。

その結果低栄養を招く原因となってしまうんです。

低栄養の及ぼす影響

困ったお婆さん

低栄養は健康障害に直結します。

以下に低栄養による健康障害をザッとあげてみます。

  • 感染症や、褥瘡(床ずれ)、ケガや傷の治りが遅くなったり、筋肉が小さくなる
  • 筋肉量が低下することで、転倒や骨折のリスクが増加する
  • 転倒・骨折をしてしまうと寝たきりや要介護状態になる可能性も高くなる

寝たきりや要介護状態になると、ますます活動量は減って食事量も低下するといった悪循環に入っていってしまいます。

  • 健康な状態
    買い物・調理ができない
  • 食事の栄養バランスが偏る
  • 低栄養の状態
    低栄養状態になる
  • 要介護状態
    寝たきりの状態になる
  • 要介護状態の重度化
    更に低栄養状態になってしまう
  • 寝たきりの状態から回復しない

『低栄養状態』は様々なリスクを含んだ見過ごせない状態なのです。

解決方法

楽しげに食事をするお婆さん

散々怖いことを言って申し訳ありません。

ちゃんと解決方法もありますのでご安心くださいね。

悪循環がはじまってしまう

「買い物・調理ができない!」

という問題を対策すれば防ぐことができますよ。

具体的に見ていきましょう。

食材の宅配を利用

まず一つ目は食材を自宅まで届けてもらえるサービスの利用です。

食材宅配サービスはご自宅まで食材を届けてくれる便利なサービスですよ。

家にいながら食材が手に入るなんてまるで王様みたい

大人世代の方に特化したサービスも出てきており、サービス内容も充実しているためお勧めのサービスです。

以下にメリットとデメリットを紹介します。

食材宅配のデメリット

まずはデメリット。以下の3点があげられます。

  1. 手に取って選ぶことが出来ない
  2. 注文してから配達までに時差がある
  3. 配送エリアが限られているサービスもある


1.手に取って選ぶことが出来ない

食材宅配はチラシやカタログ、ネットで見て注文する形がほとんどです。

スーパーに行けば、自分の目で見て新鮮なもの、美味しそうなものを選んで買うことができますが、食材宅配サービスではそれができないのです。

この点はデメリットかなと感じますが、業者さんもそのことは理解しており、宅配する商品は良いものを選んで配達してくださいますよ。※質がよくないものは苦情の原因になりますからね。

万が一、商品に不良が確認できれば、各社とも対応してくれるようにもなっています。

ですが、やっぱり食材を自分の目で確かめてから買いたい!という人には、食材宅配は適していないかなと言えます。

2.注文してから配達までに時差がある

食材宅配サービスは、注文してすぐには商品が届かないです。

注文してからその日の夕方、業者さんによっては3日後になるところもあります。

注文方法は各業者さんで違うんですが、
定期注文で配達する曜日を決めてその曜日に合わせて注文をいれる、という様式が一般的ですね。

その都度、欲しい時に注文することもできますが、どちらにしても注文してから手元にくるには時間がかかってしまいます。

そのため「今すぐ欲しい」といった緊急性の高いときは、食材宅配サービスの利用は適していないでしょう。

3.配送エリアが限られているサービスもある

業者さんによっては、地域限定でのサービス展開をしている所もあります。

興味を持ちお願いしてみようと思っても、住んでいる地域が配達エリア外ということも残念ながらあるのです。

気になる食材宅配サービスが見つかったら、配達エリアをまずはチェックしてみましょう。

中には全国展開している食材宅配サービスもありますよ。

食材宅配のメリット

続いてはメリットです。以下の4点があげられます。

  1. 買い物に行かなくて済む
  2. 時間が短縮できる
  3. 無駄な出費が減る
  4. 精神的なストレスが減って気持ちにゆとりができる
1.買い物に行かなくて済む

これは1番のメリットではないでしょうか。

買い物に行くことが負担に感じる大人世代の方にとっては

自ら買い物に行かなくてよいのは大きなメリットと言えます。

2.時間の短縮になる

食材を届けてくれるので買い物に行かなくてもよくなりますよね。

その買い物に行くはずだった時間が、そのまま自由に使える時間となります。

買い物って、身支度を整えて、お店に行って、品物を選んで、レジで買い物をして、家へ帰る

この一連の流れでも時間が膨大にかかっているのがわかりますね…

これだけの時間があれば、映画をまるまる一本見れちゃいますね。

食材宅配は選んで注文するだけなので、かなり時間を短縮することができますよ。

3.無駄な出費が減る

スーパーに買い物にいくと、つい予定外のものを買ってしまうことってありませんか?

私は美味しそうなものを見るとついつい買ってしまい、それで奥さんに怒られています…

もし思い当たるようでしたら、食材宅配サービスを利用することで、無駄な買い物を減らすことが可能ですよ。

無駄な買い物が減るので、食品を無駄にすることも自然と減ってきます。

無駄な出費も食品をダメにすることも減ってお財布にも地球にも優しいですね。

4.精神的なストレスが減って気持ちにゆとりができる

「買い物に行かないと」と思うと憂鬱な気持ちになりますよね。

またあの大変でめんどうな思いをしないといけないのか…

やらないといけないと感じるものって本当にストレスですよね。

食材配達を利用すると、この義務感から解放され精神的なストレスが減ります

ストレスが減れば気持ちにゆとりが生まれ、寛容な心を手にできますね。

主な業者さん

最近は食材配達サービスを行う業者さんが増えてきました。

私が独断で厳選した所を紹介させていただきます。

詳しくはこちらをご覧ください。
リンク→

お弁当・お惣菜の宅配を利用

食材だけでなく、お弁当やお惣菜を届けてくれる業者さんもいます。

宅配弁当のメリットデメリット、オススメの業者さんを紹介します。

宅配弁当のデメリット

まずはデメリットです。以下の4点があげられます。

  1. 自分で作るより割高になる場合もある
  2. 配送エリア外で対応できない場合もある
  3. 味付けが好みでない可能性がある

それぞれ詳しく見ていきましょう

1.自分で作るより、割高になる場合もある

これは仕方ないことなのですが、やっぱり自分で作るよりもお金がかかってしまいます。

配送料もありますし、栄養バランスを考えると致し方ない部分かなと思いますね。

2.配送エリア外で対応できない場合もある

食材配達のところでも書きましたが、宅配弁当も同様で業者さんによっては、地域限定でのサービス展開をしている所もあります。

住んでいる地域が配達エリア外ということもあるので、気になったところは、まず最初に配達エリアをチェックしてみましょう。

中には全国展開している食材宅配サービスもありますよ。

3.味付けが好みでない可能性がある

味の好みは100人いたら100通りあります。が、お弁当の味はそうはいかないですよね。

基本的にはどこの宅配弁当も美味しく作られています。

しかし、中にはご自分の好みの味と違うものもあるでしょう。

ある程度要望に対応してくれるところもありますが、やっぱり限界もあります。

その際は業者を変えるか、宅配弁当ではなく他のサービスの検討もしてみることをお勧めします。

宅配弁当のメリット

続いてはメリットです。メリットは以下の4点があげられます。

  1. 栄養バランスが整っている
  2. 塩分や糖質を制限した弁当もある
  3. 料理や買い物、洗い物の手間がない
  4. 見守り・安否確認も行なってくれる
1.栄養バランスが整っている

宅配弁当のほとんどは、カロリーや塩分、その他の栄養バランスを考え、添加物をできるだけ使用しないなど、安心で安全な食事を取ることができるものです。

宅配弁当であれば、専任の調理師が栄養バランスを考え、管理しているので安心して食べることができますよ。

2.塩分や糖質を制限した弁当もある

宅配弁当の中には専門医が監修し、塩分や糖質を抑えた制限食もあります。

自分で制限食を用意するとなると、食材準備や計算にかなりの手間がかかります。

制限食なんて作ったこともないし、どう作ればいいのかしら

味付けにも工夫が必要になりとてもではないですが、やりきれないと思います。

プロが監修した制限食のお弁当なら、手間がなく安心な上に味も工夫されているので美味しく食べられますよ。

また、口の中や飲み込みの状態に合わせ、柔らかいものを中心に食べやすいメニューも用意されているので、硬いものが食べにくくなってきたという方も安心です。

3.料理や買い物、洗い物の手間がない

料理を自分で行うとすると、買い物や献立の作成、調理、洗い物とやることが沢山出てきます。

メンドーだし身体にも負担が大きいですよね。

ご飯を準備するのって、料理だけじゃないのよね。

他の作業のが大変なのよね。

宅配弁当は電子レンジで温めるだけで、すぐに食べられます

食後は容器を捨てるだけ、中には軽く洗って置いておけば回収に来てくれるところもありますよ。

これはかなり助かりますよね。

料理も洗い物も手間がかからず、節水にもなり良いことずくめですね。

4.見守り・安否確認も行なってくれる

ひとり暮らしの場合だと、
体調が悪くなっても病院に行くことができなかったり、なにかの拍子にケガをしても周りに頼る人がいなかったりと、連絡が遅れてしまったばかりに最悪の事態に陥ってしまうことがあります。

宅配弁当は配達や容器の回収などを手渡しで行うことが多いです。

配達・回収の際に顔を合わせることになるため、見守りにも繋がりますよ。

体調不良で動けないでいる所を、宅配に来た方に発見してもらって助けてもらったという事例は色んなところで聞きますね。

主な業者さん

私が独断で厳選した所を紹介させていただきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

買い物付き添いサービスを利用

こちらは、担当者さんが同行をしてくれて一緒に買い物をするサービスになります。

家からお店までの行き帰り、お店での買い物まで同行してくれますよ。

買い物に付き添ってくれるのは安心だね

主に訪問介護事業所やタクシー会社さんが行なっていることが多いです。

買い物付き添いサービスのメリットデメリットを見ていきましょう。

買い物付き添いサービスのデメリット

まずはデメリットです。以下の3点があげられます。

  1. プライバシーの面で抵抗を感じやすい
  2. 自分のペースで買い物がしにくい
  3. 料金が割高に感じることも

それぞれ詳しく見ていきましょう

1.プライバシーで抵抗を感じやすい

買い物の付き添いサービスは、買い物の際もそばにいて見守ってくれるサービスになります。

なので、買い物の品も担当者さんに見られてしまうということなんです。

抵抗がない方は大丈夫なのですが、中には気にされる方もいるのではないでしょうか。

その際は付き添いをお店の玄関までにしてもらう、同性の方をお願いするなどで対応してもらいましょう。

中には融通をきかせてくれるところもありますよ。

2.自分のペースで買い物がしにくい

買い物に同行してもらう方と一緒にお店の中を回るため、担当者さんの様子が気になってしまう方も稀にいらっしゃいます。

人と一緒だと自分のペースで買い物ってできないですよね。

相手もプロとして仕事をしている方です。

気にすることなく割り切ってご自分の好き勝手に買い物をしてしまいましょう。

その方が担当者さんも嬉しいですよ。

3.料金が割高に感じることがある

他のサービスと比べ、やや割高に感じることがあるかもしれません。

お店までの行き帰りの移動とお店での買い物、これには時間が取られます。

その間ずっと付き添ってくれて安心・安全を提供してくれます。

やはりその分の対価は発生します。

「買い物をしただけで」と考えると高く感じるかもですが、

楽しさと生きがいを手に入れたと考えると決して高い料金ではないかなと思いますよ。

買い物付き添いサービスのメリット

次はメリットです。以下の3点があげられます。

  1. 安心・安全に買い物を行える
  2. 楽しみができる
  3. 自分の欲しいものが買える

それぞれ詳しく見ていきましょう

1.安心・安全に買い物を行える

付き添いの方がいるため、不測の事態にも対応してもらえます。

1人で買い物をすると思うと何かと不安ですよね。

転んだりしたら恥ずかしいしな。

付き添いの方がいると、それだけで精神的に安心します。

2.楽しみができる

買い物って楽しいですよね。

何かを選んで購入する行為って立派な趣味ですよね。

この楽しみである行いを助けてくれるのが買い物付き添いサービスです。

また付き添いを行なってくれる担当者さんとのお話も楽しみの一つになりますよ。

買い物って時間がけっこうかかりますよね。

その間担当者さんとは一緒に行動するため自然と会話は多くなります。

普段話さないタイプの方と触れあう機会になるため、普段の生活にない刺激と良い意味での緊張をもたらしてくれますよ。

少し緊張した会話は脳を刺激して認知症の予防効果も兼ねられます。

買い物付き添いサービスは、単に不足を補ってくれるだけのものではなく、生きがいをくれるサービスだと思います。

3.自分の欲しいものが買える

食材宅配サービスでも品物を買うことはできますが、自分の目で見て確認してから買いたいという人には付き添いサービスが合っています。

買う物はやっぱり自分の目で見て納得してから買いたいな。

自分で目利きして実際に触ったりして確認したもののほうが納得度合いは違いますもんね。

これは実際にお店に行って購入できる付き添いサービスの大きなメリットと言えますね。

主な業者さん

料理代行サービスを利用

家事代行サービスとは研修を受けたプロのスタッフがお客様の家に行って、代わりに普段している家事を行うサービスのことです。

日常的な料理に関する行いを代わりに行ってくださいますよ。

重くなりがちな食材の買い物、数日分の作りおきも兼ねた調理。以外とめんどーな洗い物なども行ってくださいます。

料理代行のデメリット

料理代行のデメリットは4点です。

  1. お金がかかる
  2. 他人が家に入ることのストレス
  3. 契約にあたっての手間が煩わしい
  4. 調理の仕方や掃除の仕上がりに不満を感じる

それぞれ見ていきましょう。

1.お金がかかる

サービスのためお金ってどうしてもかかりますね。

業者さんにもよりますが、1時間2000〜3000円が相場です。

業者さんによってもまちまちですので比較してみるのがオススメです。

2.他人が家に入ることのストレス

知らない人を家にあげるのってストレスですし、怖いですよね。

どこの馬の骨ともわからない赤の他人を、自分の大切な我が家に入れるのは少し勇気のいる行為かもしれません。

個人情報もありますし見られたくないとこを見られるんじゃないかって不安はどうしても湧いちゃいますよね。

その点を考慮し各会社では、契約書を交わす、個人情報保護の規定を示す、スタッフの教育や研修といったことを徹底しています。

お客さんにもしっかりと聞き取りをして安心・安全に努めています。

以上の点に尽力している会社は安心と思って大丈夫ですよ。

そこまで教育がされてれば、変な人も来ないでしょうね。

3.契約にあたっての手間が煩わしい

お願いして即サービス開始とならないため、やや煩わしいと感じるかも知れません。

後々のトラブルを防ぐためにも契約書は必要になってきますので、ここは仕方のない所と割り切って淡々と終わらせてしまいましょう。

4.調理の仕方や掃除の仕上がりに不満を感じる

料理の味付けや掃除に関して不満を感じる可能性もあります。

これは、それぞれ好みの味や掃除の仕方が違うため当然出てきてしまう問題です。

サービス前には事前の打ち合わせがありますので、その打ち合わせで要望を伝えると防ぐことができますよ。

料理代行のメリット

続いてはメリットを見ていきましょう。

メリットは以下の5点です。たくさんありますね。

  1. 自由に使える時間が増える
  2. 精神的ストレスからの解放
  3. 肉体的な負担が軽減
  4. 献立決めから洗い物までしてくれる
  5. 作り置きしてくれる

具体的に見ていきましょう。

1.自由に使える時間が増える

今まで自ら行っていた買い物や献立、調理、片付けを家事代行業者さんが行ってくれます。

その時間がまるまる空くことになり、自由に好きなように使えるようになります。

これは大きいですね。

自由な時間が増えることで心にゆとり生まれますよ。

空いた時間で映画でも見ちゃおうかな

2.精神的ストレスからの解放

買い物をしないといけない
ご飯を作らないといけない
この「〇〇しないといけない」って大きなストレスですよね。

家事代行で「◯曜日に来てくれるからしばらくは買い物や料理しなくていいんだ」と思えると
このストレスから解放されますよ。

3.肉体的な負担が軽減

肉体的な負担がなくなるのが1番のメリットだと感じます。

上にも書きましたが、買い物に行く、重いものを運ぶ、台所に立って料理・片付けをする。

これは全て負担が大きいものですが、家事代行を利用するとこの負担が軽減されます。

4.献立決めから洗い物までしてくれる

献立を決めたり使った器具の片付けも大変ですよね。

私の妻は
「作るのはいいけど考えるのがめんどくさい!」

ってよく怒っています笑

家事代行ならこのメンドウな献立決めや片付け、洗い物までお願いすることができます。

5.作り置きしてくれる

これも嬉しいですよね。

会社にもよりますが、3日〜7日ほどの作り置きをしてくれるところが多いです。

作り置きの品がある間は、献立を決めたり食材の買い物に行かなくても良いので、これはかなり助かりますよね。

主な業者さん

現在は多くの料理代行業者さんがいます。その中で厳選した所を紹介させていただきます。

詳しくはこちらをご覧ください。

料理代行サービスのまとめ

以上料理代行サービスのメリットデメリットと具体的な業者さんをお伝えしました。

プロの人があなたに合った献立を考えて買い物から調理、片付けまでを一貫して行ってくれるのは他のサービスと比べ大きな利点かと思います。

少しお金もかかりますが、自分へのご褒美や身体を労ることにもつながりますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

シルバー人材センターを利用

シルバー人材センターって耳馴染みのある方もいらっしゃると思います。

定年退社した方など、おおむね60歳以上のはたらく意欲のある方が、市区町村のシルバー人材センターに登録しています。

このシルバー人材センターではの家事援助制度も用意されているんです。

プロに頼むより安くお願いできると、昨今ちょっとした話題になっていますよ。

気になる料金についてですが、

家事代行1時間あたり1,100円〜で、場合によっては別で交通費がかかります。

更に事務手数料が5%〜10%加算されますので、最低でも1,200円からとなります。

お願いする内容やお住いの自治体によって料金は変動しますのでご注意くださいね。

シルバー人材へ家事援助を依頼する方法と流れ

シルバー人材の家事援助を頼むには、シルバー人材センターを通す必要があります。

まず、依頼方法です。
最寄りのシルバー人材センターに電話をかけ、家事援助をお願いしたい旨を伝えましょう。

【 公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会(最寄りのセンター) 】
※クリックすると最寄りのセンターを検索できます。

そうするとシルバー人材センターの方で家事援助をお願いする会員さんを探してくれます。

条件が合う方がいればセンターから連絡が来て、面談に移ります。

この時にお願いしたい家事の内容や注意点をお伝えしましょう。

調理を頼む時には食材を事前に用意するのか、または買い物までお願いするのかなども打ち合わせで決めていきます。

双方確認が取れたら、お仕事の詳しい日取りやお願いする時間を決めて、シルバー人材センターと契約という運びになります。

シルバー人材の家事援助をお願いした当日の流れ

決められた日時に担当者が自宅に来られます。

顔を合わせて、早速お仕事スタート。

調理をお願いする場合、作って欲しいものがあれば、レシピも用意しておくとスムーズに進み担当さんにも喜ばれますよ。

基本的に延長は出来ませんので注意が必要です。

後日シルバー人材センターへ料金を支払い完了となります。

シルバー人材を依頼する時の注意点

注意点が2点あります。

  1. 依頼主が在宅している時のみ利用できる
  2. 重労働はできないことも

1.依頼主が在宅している時のみ利用できる
プライバシーや安全上の問題で、依頼した方が在宅中でないと利用できない場合が殆どです。
状況によっては利用できることもあるため、どうしても家を空けてしまう場合は一度シルバー人材センターへ相談してみましょう。

2.重労働はできないことも
来られる担当者さんは高齢の方になります。そのため、あくまでも軽作業が中心となってきます。あまり負荷のかかる作業は難しいと考えておきましょう。

次にシルバー人材センターのメリット・デメリットを見ていきましょう。

デメリット

以下のデメリットがありますので、シルバー人材の家事援助を検討している方は参考にしてみてください。

  1. 担当者によって技術にバラツキがある
  2. 急なキャンセルが発生することもある

具体的に見ていきましょう。

1.担当者によって技術にバラツキがある

プロの業者と違って、援助をしてくれるのは家事経験のある素人の方です。

出来上がる料理の味は、納得いかないものである可能性が大いにあります。

2.急なキャンセルが発生することもある

体調不良による欠勤になってしまうこともあります。

代理の方が来てくれることもありますが、急に見つかることの方が少ないと認識しておいた方がいいでしょう。

プロの業者でしたら代わりの方が来てくださいますので、ここが大きなデメリットと言えます。

シルバー人材センターは、プロではなく、急なキャンセルが発生することもあるため、調理の利用では少し慎重になった方が安心かなと思います。

メリット

続いてシルバー人材センターのメリットになります。

  1. 価格が安くお願いできる
  2. 担当者さんの年齢が業者さんより高め
1.価格が安くお願いできる

その道のプロにお願いをするわけではないため、安く依頼することができます

先ほどもお伝えしましたが、1時間1,200円ほどで調理をしてもらえるのはありがたいですよね。

2.担当者さんの年齢が業者さんよりも高め

担当してくれる方の年齢が他のサービスと比べ、高い傾向にあります

そのため趣味や共通の話題があり、コミュニケーションが図りやすいというメリットがあります。

料理に関しても若い人より、共通の認識のものが多いため味の好みや調理方法の意思疎通が図りやすいですよ。

訪問介護サービスを利用

あなたがもし要支援・要介護認定が降りているなら、介護保険の訪問介護サービスを利用するのもオススメです。

訪問介護サービスの中には家事援助もありますので、買い物代行や調理の代行サービスも行ってもらえますよ。

以下訪問介護サービスのメリット・デメリットを記載します。

デメリット

訪問介護サービスは公的保険で行うサービスのため、メリットも大きいのですが、公的のサービス所以のデメリットもあります。

  1. サービス開始までに時間がかかる
  2. 柔軟な対応をしてもらえない

具体的に見ていきましょう

1.サービス開始までに時間がかかる

サービスを開始するまでにはかなりの時間がかかります。ここもタイムライン

市区町村の担当窓口に要介護認定の申請

介護認定の通知

介護支援専門員(ケアマネジャー)の決定

担当者会議の開催

ケアプランの作成 をしてもらい合意

事業者の選定と契約

訪問介護サービス利用開始

  • 市区町村の担当窓口に要介護認定の申請

  • 介護認定の通知

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)の決定

  • 担当者会議の開催

  • ケアプランの作成をしてもらい合意

  • 事業者の選定と契約

  • 訪問介護サービス利用開始

以上が訪問介護を利用するまでの基本的な流れになります。

かなり工程が多いですよね。

これだけでもかなりの労力と時間を使うことがわかります。

2.柔軟な対応をしてもらえない

利用していると、日にちや曜日を変更してほしい、時間帯を変えてほしいといった希望がでてきますが、

一つ変えるだけでも膨大な時間がかかります。内容によっては再度担当者会議を開くなんてケースも…。

また、介護保険は公的な保険のため決まったこと、必要最低限のことしか行えない決まりになっています。

奥様や旦那様と2人暮らしだったり、他に同居の方がいるとサービスそのものが使えないこともあります。※自治体により判断はまちまちです。

そこが大きなデメリットと言えますね。

自由にアレもこれもとは使えないのね

メリット

続いてはメリットです。メリットは何と言っても安く利用できることではないでしょうか。

  1. 公的保険のため安く利用できる
  2. 信頼感がある
1.公的保険のため安く利用できる

介護保険のサービスとして利用できるため45分1890円、自己負担は189円と低額で利用することができます。※1割負担の場合

これはどのサービスよりも安いお値段ですね。

2.信頼感がある

公的保険のため、信頼感があります。

調理となると家の中に入って行うことになるため不安がありますよね。

介護保険のサービスはケアマネさんや自治体と連携して行われます。

その中の一つのため得体の知れない事業所が行うことはできません。

一定の信頼がある事業所がヘルパーとして入りますし、もし合わなければケアマネさんに言って変更してもらうことも可能ですので安心して利用することができますよ。

まとめ

今回の記事では、以下の2点について解説しました。

この記事での解説内容

✅会社勤めを退いた大人世代の食事の傾向と問題点
✅問題点の改善策

いかがでしたか?

長かったですかね。すみません、お伝えしたいことが溢れ出てきてしまい止まりませんでした。

年齢を重ねていくにつれ、身体の変化や環境の変化がやってきます。

身体の変化や環境の変化により食事の量は減少していくのが自然なことです。

食事量が減少することにより、筋力は衰えて次第に料理や買い物が億劫になったり危険になってきます。

そうすると更に食事量が減少し低栄養の負の連鎖がはじまります。

ですが、

今回紹介した方法で食事に関する問題はカバーできます。

身の回りのことを全て自分でやろうとするのはとても尊い行為です。

しかし、若い時に度重なる苦労をされてきたのですから、これからは少しくらいご自身を労ってあげてもバチは当たらないと思います。

ご自身の身体が1番です。
1番に労ってあげてくださいね。

また、コンビニやスーパーで食材を買って食べることも悪いことではありません。

少しくらい塩分が高くたって無理な自炊をして身体を痛めることの方がよっぽど大変なことになりますからね。

食事は本来楽しいもの。

あまり考え込みすぎず、無理のない範囲で日々の食事を楽しんでいきましょう。

ご自身の身体の状態や環境に合わせ、ぴったりの選択をしてみてくださいね。

その一助になれれば幸いです。

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